<Sクリスチャンセンター脱会者の記録>


Sクリスチャンセンター教義と活動


■1.教義的特徴


1−O.『新たな段階に入った』『霊的な段階があがった』〜進展を演出する

   活動にマンネリを感じさせないために、『目には見えないが霊的には段階があがった』などと大きな進展や変化があったかのように語る。年に数回は『次の段階に入った』と言い聞かされ、『Sクリスチャンセンターでは神のわざが進んでいる』との高揚感をあおる。
 これを言うきっかけは、新たな参加者があったり、新しい活動が始まった時はもちろんだが、 何の変化が無くても、あるいは衰退していても、『神の手は目に見えない』と確信に満ちて語る。さらには、『段階があがる時にはサタンのアタック(悪魔の攻撃 1−Fb参照)が強い』などと、目に見える衰退や逆境を肯定して教会の悪い状況を「進展のあらわれだ」と言い張る。
 聞く側がこの「霊的進展」を受け取れない場合、個人的に『不信仰』とか『悪霊の影響を受けている』などと悪い評価をされるため、自ら疑う心を否定し、「霊的進展」を受け取るように意識を変化させようと努力する。
 この進展を宣言する場面は、最初に『預言』であり、創設者がそれを神の声と認めてから、神学校や説教の録音を通して各下部教会に広められ、牧師や信徒の間でオウム返しのように言われるようになる。
 できるだけ早く、この『流れ』を口にする事で、信仰が篤い・『聞き従っている』との評価が得られる。



「Sクリスチャンセンター脱会者の記録」表紙

Sクリスチャンセンター教義と活動 携帯menuへ

文責・管理人:y.niho