<Sクリスチャンセンター脱会者の記録>


Sクリスチャンセンター教義と活動


■1.教義的特徴


1−K.実務と個人の信仰の領域における、上位権威者の優越と責任の所在

a.)「世界は全て『神の権威と秩序』で成り立っている」と強調し、以下を行う。

 上位権威者の意思や『指示』、上位権威者が神に受けた『示し』は、Sクリスチャンセンター奉仕者・教会員の個人の信仰、良心、意思に優越する。これを教える時、「世の中の会社組織は絶対服従が常識だ」と語る。

 奉仕者は、『責任長老』が受けた『神の示し』や、その『指示』『オーダー』に従うことにより、必ず神の働きがある、と信じている。

b.)問題が起きたときには「教会権威に従わないこと」による「個人の責任」とする。

 問題が起きたり、活動に支障が出た時、『神が立てた権威秩序』に従わなかったため、と先ず分析される。その場合、活動担当者の『処分』が行われたり、上位者の見方に従った『反省文』を提出させられる。また、場合によっては、『神の働きを止めた』として、上位者への謝罪や、反省の要求を、個人の信仰のあり方に結び付け、『神への悔い改め』として、要求する。また、責任長老の判断で、姿勢と忠実さを量られ、奉仕を降ろされたりする。

 また、個人が生活で教会の方針に従った結果、問題に遭った場合、同情の態度は表しても、誤りを認めたり、謝罪する事は全く無い。問題のすべては『訓練』と言われ、「個人の聞き従いの失敗」「個人と神との関係」とされる。この『神への聞き従いの訓練』『個人責任』『権威への服従』が、『Sクリスチャンセンター神学校』及第の基準である。神学生から奉仕者になる者は、必ずこの教えに縛られることになり、それが上位権威者の責任回避を可能にしている。

 

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文責・管理人:y.niho