Sクリスチャンセンター教義と活動
■1.教義的特徴
1−J.『リバイバル』の強調
人類の終末に『リバイバル』と呼ばれる、キリスト教信仰へ大規模な回心が起こるとする。これをSクリスチャンセンターの存在目的とする。
このために、Sクリスチャンセンターの教会員全員が集められたとし、『一人ひとりに、神に召されたリバイバルの働きがある』と強調する。それで教会員を『リバイバルの器』と呼び、教会全体に「世界を救う」「神からの報酬を受ける」との高揚感を与えている。これによって、Sクリスチャンセンター外のすべての人類への宗教的優越を意識するようになる。
『リバイバルの召し』が『最高の神の召し』とする。これを全うすることを『神への服従』『神への愛』とし、最高最善の人生と位置付ける。同時に、従わない場合の差別的報いを教える。(「1−B.終末論の強調」を参照)
創設者以外の責任長老・長老・牧師・宣教師・奉仕者・神学生の『リバイバル』への過剰な使命感によって、行き過ぎた統制が成り立っている。彼らはこれを、神から直接与えられた使命だと信じている。
(「2.活動実態」参照) 「Sクリスチャンセンター脱会者の記録」表紙>