<Sクリスチャンセンター脱会者の記録>


Sクリスチャンセンター教義と活動


■1.教義的特徴


1−H.『感謝と賛美』『ことばには力がある』との法則とメンバーの自由な発言への規制

 逆境や失敗を、『感謝します』と口にすることで、神が良い結果に導く、との『信仰』を強調する。

 同時に「あなたがたの信仰のとおりになれ。」(マタイ9章29)との聖句を用い、「世の全ての人が発言する言葉を神が見ていて、神がその人にその言葉通りの結果を与える。」と教える。

 神学生以上のメンバーはこれを信じ、教会運営や奉仕達成のために本音での発言や発想を抑えている。これは健全で常識的な分析や問題意識を持つことを阻んでいる。

 教職者は、メンバー個人の健全な分析や問題意識を規制し、それに代えて「祈り・預言の義務 (2−B.a) の不達成」「訓練不足」「権威者への不服従」を口頭で注意したり『預言』『神の示し』の形で指摘する。メンバーはその指摘を『感謝』して受け入れる。この過程が信仰の動機によるマインドコントロールを進ませている。 (1−K.実務と個人の信仰の領域における、上位権威者の優越と責任の所在、1−L.神の報いの法則 参照)

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文責・管理人:y.niho