Sクリスチャンセンター教義と活動
■1.教義的特徴
1−C
.殉教の精神の強調、『十字架を負う歩みをする』『「Sクリスチャンセンター」の名前は、キリストが十字架に架かって死の犠牲にまで従ったように、クリスチャンにも苦難や殉教の危険を負って神に従い奉仕をして、人生を送る神の召しがあるという神の示しだ』と言う。この精神的陶酔が、献身者の奉仕活動のバックボーンであり、権威者への絶対服従や厳しい叱責の肯定、携挙や天国での報酬(待遇)が受けられるとの信仰の根拠になっている。
その延長として、日本最初の殉教者『長崎
26聖人』の殉教日を記念して、毎年『長崎殉教聖会』を行う。現代でも海外で信仰や伝道のために『殉教』があることを語り、正に命がけで信仰を持ち、奉仕をすることを勧める。献身者は、これによって信仰的な動機を得て、自らの意思で決断し、海外の危険地帯や国内への任命を受ける。しかし、保障制度は無く、組織的バックアップ体制は十分ではない中で、単独で派遣されたり、または、現地在住者が奉仕者に任命される。
「Sクリスチャンセンター脱会者の記録」表紙>