<Sクリスチャンセンター脱会者の記録>


Sクリスチャンセンター教義と活動


■1.教義的特徴


1−B.終末論から世界観を植え付ける

 『責任長老』は、以下の終末論を基準に世の中の事象を判定し、神の目から見た価値観として、教会員に教える。この判定を『見分け』と呼び、この価値観を『Sクリスチャンセンターの流れ』『教会の流れ』と呼ぶ。教会員には、これを日常の判断基準にするよう勧める。

 『今は終末の時であり、イエスキリストの再臨が近い』と、世の終わりの切迫感を持つように、時に脅迫的・説得的に教える。ベテランメンバーは「世の終わりが間近に来る」と、かなり現実味をもって信じている。個人が神に聞き従ったかどうかによって、現在と死後または終末期に、神の裁きと取り扱いがあると強調し、命や信仰の守りと、神の裁きを回避するために、『神の声に聞き従っているSクリスチャンセンターの教会と牧師に従うこと』を促す。 (1−F.a. 社会を支配する悪霊、1−M. 情報統制 参照)

 終末論のポイント(これらを基準に、終末の近さを悟り、生活の姿勢を『神の側』に転換することを促す。)

▽神が人を、神と教会への従い度によって差別的に評価すること。

▽Sクリスチャンセンターの活動を批判することは、神に反することで必ず裁かれること。

▽EU(ヨーロッパ連合)が『復興のローマ帝国』であって、『反キリスト』が首長に立つこと。また、アメリカが没落すること。

▽エルサレムの「岩のドーム」の場所に、ユダヤ教神殿が復活すること。

▽イスラエル民族が、世界から集められクリスチャンになって救われること。

▽信仰、従いの度合いで『艱難前携挙』で取り残される恐れがあること。

▽戦争、大地震、不況などの災いにより、多くの犠牲が出る事で、『リバイバル』(1−J)という大規模な神への回心が起こること。



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文責・管理人:y.niho